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ななつむぎ

こんにちは。好きな漫画主に狼陛下の花嫁、帝の至宝、コレットは死ぬことにしたの感想や妄想を気ままに綴っております。

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可愛さ余って(後編)

Category蜜月編短編
こんばんはー(^^)/

お話の後編です。
勢い余ってイラスト2枚も挟んじゃってます(^^♪
夕鈴の肌露出してますが、今回は鍵無しにしておきますね。
なのでエロ甘苦手な方はご注意下さい。
最近夕鈴の裸ばっか描く癖がついて、困りますねー(笑)

内容的にも、う-ん、まあギリセーフ?(←うちのボーダーライン曖昧です)

それでは宜しければ、どぞー










************************




「もう…ふざけないで下さいってば…」

黎翔は果汁に濡れた夕鈴の指に丹念に舌を這わせ――
そのくすぐったさとむず痒さに夕鈴は思わずピクリと肩をゆらし逃げようとするが、手を掴まれそれも叶わず、仕方なく彼の気が済むまでじっと我慢した。

最初は小犬がじゃれつくような舐め方だったのに、次第にその仕草は熱を帯び――まるでそれは閨で自分の肌を愛撫する時の彼を連想してしまい…。時折向けられる色めいた眼差しにドギマギ赤面してしまう。
「くすっ。どうしたの、顔が赤いよ夕鈴?君の方が熱があるみたいだ」
「…べ、別にっ」

夕鈴は漸く解放された手を胸に抱えホッと胸を撫で下ろし、後は何とかして薬湯を飲ませ寝かしつけようと気を取り直す。

「さあ、陛下。あとはこれを飲んでぐっすり眠って下さいね!」
途端に小犬の顔に戻り眉をㇵの字にさせ、
「え――薬、やだ」
「もう!そんな子供みたいな事言わないで、そりゃちょっと苦いでしょうけど…。そうだ、口直しに何か甘いお菓子でも用意しますから」
「…どうしてもって言うなら」
黎翔が寝台でぼそっと口を開く。
「夕鈴が口移しで飲ませて?それなら何とか飲めそうな気がする」
「はあぁ?!何冗談言ってるんですか!」
流石にこれには呆れ夕鈴が否定的な声を上げると、小犬はまたぷいっと布団に蹲る。
「ダメなら飲まない」
「~~~っ」

呆れてものが言えない。
いい年した大人が、国王陛下が何子供じみた事言ってるんだ!
(ここは甘やかしてはダメだ、ビシッと。ビシッと言ってやらないと――)

「陛下っ!いいかげんに…」

怒られそうな気配を察したのか、もそっと小犬が布団から顔だけ覗かせ、きゅうーんとこちらを見て
「……だって。風邪なんて引いたの久々で心細くて…。こういう時って誰かに甘えたい気分になるでしょ?僕が甘えられるのは夕鈴だけだし…」

しょぼぼーんと耳を垂れる小犬に思わず夕鈴は怒鳴りかけた言葉を飲み込む。
寂し気な小犬に胸がきゅんと締め付けられる。

(うう、ダメ、子犬には弱いのよっ…、こんな顔されたら怒れない…っ!!)

そうよね、陛下は普段誰にも弱みを見せれない立場だもの。
こんな風邪の時ぐらい誰かに甘えたくなるのも分かるし、それが出来るのも私だけ…、うう…。
すっかり母性を擽られた夕鈴は腹を括り、どんな我儘も受け止めようと決意した。

しかし口移しか…。
いやでも…うーん…、と暫し逡巡するが、口付けはもう何度もしてる事だし、兎に角薬を飲ませる事が先決だ。

「分かりました。…く…口移しなら…飲んでくれるんですね…?」
「してくれるの?」
「今回だけですよ?!」
「うん!」

「……」
妙に元気ですね、とツッコんでやろうと思ったが話が進まないのでそこは流した。


「それじゃあ、はい、ここ座って!」
黎翔が掛け布団を捲り自身の膝上をポンポンと叩く。
「…なぜ?」
「だって口移しなんだから夕鈴が上にならないとやりにくいでしょ。ほら、早くしないと薬湯が冷めちゃうよ?そう言うのって冷めると不味さ倍増なんだよね―。本当に飲む気なくなるよ?」
「……」

風邪を引いた陛下は一々面倒臭い…とぼやきつつ、溜息をつき夕鈴はのそりと寝台に上がる。

「それでは、し、失礼します」

そして促されるまま黎翔の膝上に腰を下ろし、薬湯の入った湯呑みを半口程口に含むと、彼が嫌がる通り漢方独特の苦味が口内に広がる。
(なんか、緊張する…)

ドキドキしながら黎翔の肩に手を置き顔を近づけ――ゆっくりと唇を重ねる。

それを受け止める様に黎翔が口を開き、彼女の口から流し込まれる薬湯を素直に飲み込み喉を鳴らす。
口内に含んだものを残らず口移しし――互いの唇をゆっくりを離すと、僅かに残った液体が夕鈴の唇端から喉へ一筋零れ落ちた。
すると黎翔がそれを追うように夕鈴の顎から喉へと舌を這わせてくる。
「ちょ、陛下…」
「薬が零れたから、ちゃんと全部舐めないとね」
そう言って夕鈴の衿の袷を寛げ、胸元まで零れ落ちた雫を丹念に舐め取る。
「……んっ」

首筋を舐める舌の感触に思わず艶声が漏れる。

そんな所まで態々舐めなくたって器にまだ半分も残ってるでしょ?!
というか薬をあれ程嫌がっていた癖に。
これはあれだ、絶対私をからかって楽しんでいるんだ。

こっちは真剣に看病してるのに!と頭に来た夕鈴は顔を真っ赤にし、
「こ、これ以上私の事からかってふざけるなら、私は部屋へ帰りますよ?!」
もう一人で勝手に寝てて下さい!と頬を膨らませ怒鳴ると、
黎翔は慌てて平謝り。
「ごめんごめん。君の反応が可愛いからつい。お願いだから帰るなんて言わないで、側に居て」
「…じゃあ、残りの薬湯は御自分で飲んで下さい」
「分かったよ。その代り、全部飲んだら、僕の好きな甘いお菓子をくれる?」
「ちゃんと飲んだらご用意します」

そう約束すると黎翔は渋々湯呑みを手に取り、苦手な漢方の臭いに鼻を摘み、顔を顰めつつ一気にグイッと飲み干した。

本当に薬がお嫌いなのね…と見守りつつ、ちゃんと全部飲んだ陛下に苦笑し
「ちゃんと飲めたじゃないですか。それでは今お菓子をお持ちしますね――きゃっ、ちょっ?!」
言うな否や、寛げた襟元を更にグイッと肩から肘まで下げられ、その拍子に二つの白い膨らみがふるんと飛び出し、夕鈴が目を白黒させる。
「きゃああっ、イキナリ何するんですか~っっ!!」
「え?だって薬を全部飲んだら、甘いお菓子をくれるんでしょう?ほら、僕の大好物♪」


可愛さ余って


「あっ…!」

巻き付く着物に腕を取られ身動き取れない夕鈴は、無防備に震える桃色の先端を指でつままれビクッと仰け反る。
「やあん!」
そのまま指でくにくにと乳首を捏ね回され、
「ひゃっ、ああ、だ、ダメってば…、手、離して…っ」
「我慢して苦い薬飲んだんだから、ご褒美をくれないと。……はぁ、ヘンだなぁ、ゾクゾク寒気がするのに、何だか体の奥が熱くなってきたんだけど…薬のせいかな?」
「へ?ちょっと陛下、もしかして」

夕鈴が何とか腕を動かし彼の額に手を当てて見ると、さっきより熱くなっている気がした。

「熱が上がってるんじゃないですか?!こんな事して遊んでる場合じゃないですっ!ちゃんと安静にして、ねっ?」
「え――、でもまだ夕鈴の胸弄り足りない」
小犬が甘えるように、目前の夕鈴の柔らかい胸の谷間に顔を埋めてくる。それを何とか引っぺがそうとするが益々ギュッと抱き付いて顔を胸に擦りつけて来る。


可愛さ余って2



(ほんっと困った人!!)

「はぁ…、夕鈴の胸、柔らかくて気持ちいい。…なんかこうしてると安心する」
「……そ、そう…ですか?」
「…このまま眠れそうな気がする。ね、夕鈴、もう暫くこのまま添い寝して?」

熱のせいか赤い顔で気持ちよさそうに顔をスリスリさせ黎翔が懇願すると、夕鈴は一瞬ためらったが、熱にうるんだ小犬の眼差しにじっと見つめられば否と言える訳がない。そっと彼の背に手を伸ばし、包みこむように抱きかかえてやる。

「分かりました。寝るまでの間…こうしてますから。安心して眠って下さい…」
「うん♪」
すかさず調子に乗った小犬が乳首に吸い付くと、慌てて牽制する。
「そこは吸っちゃダメ!…手で揉むのもナシ!今は大人しく寝る!!いいですね?!」
「…はーい」


陛下の頭を胸に抱きかかえ、二人して寝台に横になる。

夕鈴の胸に抱かれ、薬の効果もあってか、程無くし黎翔が静かに寝息を立てだした。

(やっと眠ったかな…?)
掛け布団を肩まで引き上げ、包みこむように胸元の黎翔の顔を覗き込む。
まだ顔は熱いけど、食欲もあるし、この分なら後はぐっすり眠って汗を掻けば大丈夫そうだと夕鈴はホッと安堵する。

(なんかこうしてると、可愛いかも)

自分の胸を枕に夫が眠ってる様は、母性本能を擽られ愛しく思えて来る。
寝かしつけるまでが随分手こずらされたけど、普段お仕事頑張っているし、陛下が風邪引くなんて滅多にない事だし、うん、偶にはこうして甘えさせてあげるのもアリかも――

「…ふぁ~…」
黎翔の寝息に眠気を誘われ、夕鈴もウトウトし出す。


結局――日がとっぷり暮れる夕方まで、そのまま二人して寝入ってしまった。




***




そして夕刻――

妙にスースーする空気と、何かに下肢を弄られる感触に夕鈴の意識が浮上する。

「…ん…、何…?…」

その瞬間、自身の秘所を熱い舌でねろりと舐められゾクゾクと身震いし目を見開く。
寝台に横たわる夕鈴は着崩れた着物に半裸で胸を露わにしたまま、下肢を覆う掛け布団のこんもりとした山に目を落とす。
(な、何?何なの?!)
「ひゃっ!な、何して…ひゃあんっ、そこ舐めちゃ…、…ぁああん!」
もぞもぞ布団の中で悪さを働く指と舌に仰け反りつつ、夕鈴が布団を捲ると――開かされた足の間にいたのは。

「な、何してるんですかっ、陛下!」

勿論こんな悪戯をするのはこの人しかいない。
人が無防備に寝てる隙に、しかも風邪引きの病人のくせに、本当に油断も隙も無い!!

悪びれもせず黎翔が下肢に顔を埋めたまま答える。
「えー?何って、すっかり熱も下がったし体調も良くなったから」
「もう熱下がったんですか?本当に?」
「うん。ほら、もうそんなに熱くないでしょ?」
そう言って顔を柔らかな内股にスリスリ擦りつけて来るので、夕鈴が何とか上体を起こし怒鳴りつける。
「そんな所で熱を測れますかっ!だからって無理したらまた風邪ぶり返すでしょ?!まだ安静にしてないと――」
「でも熱が下がったら急に食欲が湧いて来て。腹を空かせた狼の前で美味しそうな兎が無防備に寝てるのが悪いよ」
「~~~っ」

風邪っぴきの可愛い子犬から一変、いつもの妖艶な狼の貌でニヤリと言い放ち、
その変身ぶりについて行けない夕鈴は顔を真っ赤にし、わなわなと戦慄く。

「も…、バカ――っっ!!」



散々人を振り回すだけ振り回しておいて、
勝手にとっとと完治してしまった元気一杯の狼に、

今度は褥の上で翻弄され、美味しく頂かれ――
夕鈴の方がその晩ぐったり寝込んでしまったのは言うまでもない。




(おわり)





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- 6 Comments

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2015/12/14 (Mon) 08:49 | REPLY |   

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2015/12/14 (Mon) 19:50 | REPLY |   

なな  

Re: タイトルなし

あい様:

風邪を引く→夕鈴の看病、こんな美味しいシチュエーションを陛下が有効活用しない訳がありませんね(笑)
兎さんの甘い看病のお蔭で元気になった途端、腹ペコ狼の餌食にww
調子に乗ってイラスト2枚も描いちゃったし(´艸`*)エロ甘が有り余ってます。(笑)

2015/12/15 (Tue) 10:23 | REPLY |   

なな  

Re: タイトルなし

みく様:

やっぱり本物夫婦になると、エロ甘妄想が有り余って困りますねぇ。(´艸`*)
最初は風邪で弱って甘えて来る小犬が可愛かったけど、しょせん中身は狼ですからね~(笑)
今度は夕鈴がお粥あーんして食べさせられるんでしょうね、きっと。(そして仕事を溜まって李順さん歯ぎしり)

2015/12/15 (Tue) 10:29 | REPLY |   

のっぺ  

陛下の回復力、素晴らしいですね(笑)きっと夕鈴のおかげですね♪

全裸もいいですけど、服がはだけているのもいいですねぇ(о´∀`о)2枚目のイラストが、夕鈴が陛下を受け入れている感じがして、陛下はもう孤独じゃなくなったんだなぁって思いました(^o^)

2015/12/16 (Wed) 22:28 | EDIT | REPLY |   

なな  

Re: タイトルなし

のっぺ様:

本当に呆れるくらいの回復力ですねー(笑)
風邪引くと誰かに甘えたくなるものですが、狼に全力で圧し掛かられたら兎さん大変だなー。つぶれちゃう(´艸`*)

そうそう、裸も良いけど着物がはだけるのもいい……(´艸`*)←変態

流石に演技夫婦の時だとお粥「あーん」までが限界?指舐めあたりで夕鈴が逃げそうです。
本誌でも一緒に寝てるシーンありましたが、陛下が誰かの側で眠れるってすごい変化ですよね。

2015/12/17 (Thu) 13:30 | REPLY |   

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