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ななつむぎ

こんにちは。好きな漫画主に狼陛下の花嫁、帝の至宝、コレットは死ぬことにしたの感想や妄想を気ままに綴っております。

いつか蝶になる日まで1

Categoryいつか蝶になる日まで
こんばんはー(゚∀゚)

週末如何お過ごしでしょうか?
私は仕事帰りに名古屋のタカ〇マヤで開催されている『楽天市場セレクション』に行ってきました。
お目当ての「横浜チョコレート」のバニラビーンズとチョコを挟んだ焼き菓子をGET♪
炭火焼牛タン山盛り弁当は美味しそうだったけど、流石に手が出ませんでした(;’∀’)
だってあれ、女子が食べる量じゃない…気がする。
(いや、食べれる気はするけど)一応女子ぶって遠慮しときました。(●´ω`●)←
女子っぽい弁当(野菜が入ってて彩りよく、肉肉しくないやつ)
これはこれで美味しかったけど。

あ――美味しい物食べるって、幸せ💛


とまあ、そんな独り言は置いといて。


そろそろ何か書きたいな~と思い、取りあえず頭空っぽのまま書き出してみました。
設定は炎波国の姫が来てから…の辺りですが、途中から段々本誌から脱線しそうです。

どんな話に転がるかは未定ですが、(;´∀`)のんびり更新で綴っていきたいと思います。

では よろしければ どぞー




**************************************










白陽国後宮――

風光明媚な湖上に面したこの客間で、夕鈴は晏流公の母君である菫蘭瑶を招いて、定期的に妃教育を受けてる。


何を考えているかイマイチ読めない部分はあるが、この蘭瑶はやはり名家の出。佇まいが凛としていて、美しく知的で物腰に溢れんばかりの品が漂っている。夕鈴は彼女と面と向かい合いお話をする度、「理想的な妃とはこういう人の事を言うのだわ」と、いつも感心してしまう。



普段は真面目に彼女の授業に耳を傾けるのだが、
この日、珍しく夕鈴は他所事に気を取られていた。

――彼女は元後宮妃。
だからきっと後宮で起こり得る大抵の事は経験済みの筈。
監視役として授業に立ちあっていた李順も、今日は陛下の仕事が立て込んでおりこちらは欠席という好機。
(今聞かずしていつ聞くの、夕鈴!)

今日の夕鈴は団扇を握りしめ、授業中もチラチラと蘭瑶の様子を伺っている。



「―――」

蘭瑶はにこりと微笑み、
「お妃様――何やらご気分がすぐれぬご様子。本日はこれまでにいたしましょうか?」
流石に察しが良い彼女、夕鈴のそわそわに気付いていたようだ。

夕鈴は申し訳なさげにシュンと項垂れる。
「…す、すみません。折角指導に来て頂いているのに。…その、具合が悪い訳ではないのです」
「では何か心配事でも?…もしや炎波国の姫君が何か仕掛けてきました?」

スッと目を細める蘭瑶。笑ってるのに目が怖い。
後宮の女同士のいざこざを見てきた蘭瑶は、とかくそういう方面に嗅覚が鋭い。
(こう言う時の蘭瑶様って、どこか雰囲気が陛下に似てるのよねぇ)

夕鈴は慌てて頭を振り、否定する。
「ち、違います。朱音姫は…好意的とは言いかねますが、特に何かされた訳ではありませんからご心配なく💦…それより、寧ろ問題なのは陛下の方で…」
夕鈴がごにょごにょ口籠る。
「もしや炎波の姫を後宮に迎える気に?」
「いいえっ、そのような事は!」
「では何が問題なのです?」

そこで夕鈴は意を決し、思い切って尋ねてみた。

「実は蘭瑶様に伺いたいのですが!…その…後宮の妃の有り方ってどんなものなのでしょうかっ!」
「妃の有り方…」
「例えば、ふ…夫婦生活などもっと妃側が積極的になった方がいいのか、とか。…私、加減と言いますか、塩梅が分からなくて悩んでいるのですっ」

真っ赤な顔でイキナリそんな悩みを打ち明けてきた夕鈴に、
それでも流石元後宮妃、蘭瑶は至って涼しい顔で受け答える。

「夫婦生活と申しますと、つまり房事にございますか?」
夕鈴が赤い顔でコクコクと頷く。
「その…ちょっと不安になってしまいまして。張老師からその類の書物を見せられた時、余りにもびっくりぎょーてんがいっぱいで、色々思っていたのと違い過ぎてパニックになってしまいまして…💦」
「それで?」
「陛下に相談したら、『気にしなくていい』とその本を没収されてしまいました。――ですが最近、果たしてこのままで良いのかと心配になって…」




夕鈴は先日のどこか腹を空かせた、飢えた狼のような陛下を脳裏に思い起こす。

彼から与えられる愛情に対して、ちゃんと同じだけ返せているのか不安になる。
陛下は本当は物足りないのではないか?
私は――妃としての役割を果たせているのか…とか?

勿論彼への愛情なら負けない位持っている。
でもそれを体現で来ているかというと…やっぱり足りてない気がする。
そもそもあの人が本物夫婦になった途端、度を超して常時ベタベタくっ付いて来るから、ついついこちちが逃げ腰になってしまうのよ。

けど、それではいけないと、自分なりに実践してみても…ただやみくもに体当たりしてるだけのような気がしてきて、情緒も減ったくれもない、愛情表現があまりにも稚拙すぎる自分に呆れてしまう。



――そこで夕鈴は思い出したのだ。

老師に貰ったあの本の内容、アレが本当に『後宮の本気』だとすれば、私もこから学んで実践すべきなのでは!?
けどアレは一体どこからどこまでがリアルなの?!――とか。
夫婦生活って本当にそこまでするものなの?!――とか。
今の立場では下町に帰って友達にアレコレ聞く訳にも行かないし、どこら辺までが本当なのか定かではない。

こんなこと、幾らなんでも未婚の紅珠には聞けない。
となると――元後宮妃である蘭瑶ならば、相談相手として打ってつけではないかと夕鈴は思い至ったのだ。





「蘭瑶様は…この本を読まれたことございますか?」
夕鈴がおずおずと、老師からこっそり借りてきた例の本を机の上に差し出した。
「少々拝見しても?」
蘭瑶は本を手に取り、パラパラと目を通す。

名家の出身で気品ある蘭瑶がこんな書物を見てどう感じるだろうかと、夕鈴が注意深く見守っていると、彼女は一通り目を通し顔を上げた。

「…で、お妃様はこの本のどのあたりの頁で『びっくりぎょーてん』なさったの?」
「…へ?」
「最初の方?それとも後の方?」
「そそそ、それはその…っ、わっ私的にどこがどうとは一概には…っ!とにかく吃驚でっ…いっぱいいっぱいで!はわわっ」
夕鈴がぼんっ!と真っ赤な顔で目をグルグルさせ、恥じらうように両手で顔を覆う。

その取り乱しっぷりに、蘭瑶は静かに冷めた目で溜息。
「そう、まさかそこから、なの。――そう……(呆)」

(やばい!呆れられてる、私っ?!)

夕鈴が蒼褪め慌てて居住まいを正すと、蘭瑶は口を開いた。
「いいですかお妃様、後宮は女の戦場。初心さで殿方の心を引きつけていられるのは最初の内だけ。今は貴方お一人で危機感がないでしょうが、もし朱音姫のような積極的な妃が入れば忽ち陛下を持って行かれてしまいますよ?――殿方の心は一度離れたら…取り戻すのは難しいのだから」

そう語る蘭瑶は妙に凄みがある。
彼女と話す度に、夕鈴はかつての後宮の女達の悲哀を思わずにはいられない。



「そうね、お妃様にはまず、そちらの教育が必要なようですね」
「は、はい…!」
ごくりと生唾を飲み込む。

自分でも自覚している。
李順さんの提唱する勉強も大事だけど、今の私にはそう言った教育が必要なのだと。

「そう緊張しないで、肩の力を抜いて。怖がることはありません――言うなれば厚い衣を脱いで…蛹が蝶になるように、女性は変化していくものなのですから」



酸いも甘いも噛み分ける大人の女性として、蘭瑶は夕鈴に微笑みかける。





(つづく)


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2 Comments

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2016/05/08 (Sun) 23:52 | REPLY |   

なな  

Re: タイトルなし

みく様:

こんばんはー(゚∀゚)GW終わりましたね。何だか早かったです。私もほぼ仕事だったので、いつもの日常でした( ̄▽ ̄)
せめてプチ贅沢して美味しい物を食べるくらいですよ(笑)
新しいお話、やっぱ方向性はRっぽさプンプンですか~(´艸`*)あらやだ。
本気だしたら、果たしてどっちが強いのでしょうね?腹黒狼さん?それとも天然小悪魔兎さん?
まだ出だしですが、のんびり頑張ります~(^^)/

2016/05/10 (Tue) 00:53 | REPLY |   

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