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ななつむぎ

こんにちは。好きな漫画主に狼陛下の花嫁、帝の至宝、コレットは死ぬことにしたの感想や妄想を気ままに綴っております。

いつか蝶になる日まで5(完)

Categoryいつか蝶になる日まで
こんばんはー(^^)/


今日はララ本誌発売日でしたね。

ちょうど仕事終わりに電車に乗ろうとしたら、上司(あまり話したことない一番役職上の人・中年男)と鉢合い、
「いや~、奇遇だね。飲みに行く?」←多分冗談半分
「あはは・・・今からですか~?はは・・・」笑って誤魔化す私。(;'∀')

冗談やめてよ、仕事終わりで疲れているのに、電車でぼーっとしたかったのに~(心の声)

なので電車内ではスマホ弄って忙しいフリする私。(←)
上司は相手にして貰えずちょっと寂しそう。(ちなみにセクハラ要素はなく、構って欲しいっぽいおじさんです)

結局上司が先に電車下りるまで、愛想笑いしつつ私はスマホと睨めっこ。
上司は寂し気に「お疲れ様~」と去って行きました。

ホッとしつつ、何となく罪悪感。(;´Д`)なんだこれ~💦
仕事後に、気を遣い余計ドッと疲れたわ!(>_<)


--おかげで本屋に寄るの忘れました。あはは・・・(;'∀')




とまあ、そんな愚痴は置いておいて。



短めのお話でしたが、なんかグダグダになりそうだったので
ここらへんで畳みます。(;´∀`)

ちょっとR18要素入っておりますが、鍵無しです。
そこらへんご注意を。
最初『陛下の本気』のつもりが、なんだか『夕鈴の本気』っぽくなってしまいました。

では宜しければ 
ラスト、どぞー



【拍手コメント返信】

Fullむんっ 様:
お久しぶりです、一番拍手ありがとうございます~。(∩´∀`)∩







************************







その夜、後宮――



人払いを済ませた夫婦の寝室――帰ってくるなりお怒りモードの黎翔に抱き上げられ、夕鈴は訳も分からず寝所に連れ込まれた。


寝台に倒され、そのまま力ずくで圧し掛かってくる彼を必死に手で押し留める。
「な…なんなんですか、帰ってくるなり?!」
「何って夫婦の対話の時間だよ――まず説明して貰おうか、今日の君の衣装、あれはなあに?」

顔は笑っているのに、どこか凄みのある黎翔の空気を察知し、夕鈴はサーっと蒼褪める。
(やっぱり陛下怒ってる~っ)

「ごめんなさい、陛下に恥を掻かせて…っ!もうあんな似合わない格好はしませんから…」
ぎゅーっと目を瞑り涙目で謝ると、黎翔が淡々と答える。
「何を言ってるの?凄く似合ってたよ?」
「…へ?じゃあなんで…」」
「でも僕は思うよ、君はもう少し自分の可愛さを自覚したほうがいい。君を見る男どもに対して僕が殺意を抱かぬ様に」
「…っ」

ゾクリと冷気を纏う黎翔に、夕鈴は彼が冗談を言ってるんじゃなく本気で怒っていると感じた。

「それから――四阿で炎波の文官と何やら話をしていたね。僕は『後宮へ戻れ』と言ったのに、どうして?」
(池の向こうから見ていたの?)
「あれは…ごく普通の世間話をしてただけで…」
「でも抱き合ってた」
(うう、それも見ていたの?!)
「……私が石に躓いて、あの方が親切に支えてくれて、ただそれだけです」
「にしてはえらく親密そうに見えたな。我が妃が私以外の男と二人きりで、楽しそうに微笑んで」
(あんな遠くから私の表情まで見えたというのっ?!)

寝台に倒され両手を押さえこまれ、上から冷笑を浮かべ見下ろす夫にあらぬ嫌疑を掛けられ、夕鈴は真っ青になり頭を振る。


「……」
でも――自分だって、朱音姫と二人で行っちゃったくせに…!

あの時の陛下の後ろ姿を思い出し、ついカッとなり夕鈴は口応えする。

「本当にただの誤解です!!おかしな詮索はやめてください、あの文官さんにも失礼ですっ!!」
ムキになり口をついた言葉。
しかし言った側から夕鈴は直ぐ後悔した。

黎翔は不機嫌そうに口を閉ざし、押さえていた夕鈴の手を外しスッと身を起こす。
「…ふうん、僕より、あの文官の事を気にするの」
その低い声音に、彼を怒らせてしまったと慌ててガバッと起き上がり訂正する。
「ごめんなさいっ、そう言う意味じゃ無くて、ただ…ヘンな誤解はやめてと…、あの…陛下…」
「―――」

すっかりへそを曲げた様子の黎翔は、聞く耳もたずただ背中をむけている。

(どうしよう…本気で怒らせちゃったかな?💦)
今まで口喧嘩位したことはあっても、ここまで険悪になったことはなかった。


気まずい空気が流れ、夕鈴が困惑しオロオロしていると――黎翔は前髪をくしゃっと手で掻き上げ、軽く溜息を吐く。

「少し頭を冷やしたほうがよさそうだ。今夜は自分の部屋に帰るね」
「あ…」

こんなことは今までなかった。
少なくとも本当の夫婦になってからは――彼から退く事はなかった。


寝所から出て行こうとする黎翔の背中が、朱音姫と二人で行ってしまったあの時と被り、夕鈴は咄嗟に寝台から降り、駆け寄って彼の背中に抱き付く。

「行かないで。…また私一人で…置いて行かないでっ…」

――ぽろぽろと涙が頬を伝う。

迷子の子供のように必死で彼の背にしがみ付くと、漸く黎翔がこちらを振りむいてくれた。

「――全く…、君の事となると僕はどうしてこうも狭量な男になるのだろうな?我ながら自分でも嫌になる」
自嘲めいた、どこか寂し気な微笑を浮かべる彼を、夕鈴は涙に濡れた瞳で見上げる。
「時々思うよ、可愛過ぎる君を檻に閉じ込め、外界から遮断し、完全に僕だけのものに出来たらいいのに…って。こんな身勝手で独占欲の強い男、嫌だろう?そのうち君も愛想尽きるかも」

黎翔は自己嫌悪するように目を閉じる。


――今日、皆の前に艶やかな女性の姿で現れた夕鈴を見て思った。
これから彼女はもっともっと綺麗になって行く。
まるで蛹が蝶になるように、大人の女性へと変貌していくだろう。
けれど――その分だけ僕は不安になる。
いつまでも僕の手の内で、無邪気で可愛い兎のままでいてくれたらどんなにいいか…。



「…わ、私は、陛下を嫌いになったりなんか、しません」
不意にギュッと力を込め、夕鈴が強くしがみ付いてきた。
「狼でも小犬でも、我儘でも困った人でも…私はどんな陛下でも大好きですから…っ!」
「夕鈴…」
ぎゅうーと抱き付く夕鈴に、黎翔の胸に『彼女の心を試してみたい』という欲求が湧いて来る。
「なら――今夜は君がしてみせて?」
「え?」
「私を想う君の心がどれ程のものか知りたい。その証に今夜は君が僕を誘惑し、奉仕して見せて」
「…っ?!」

夕鈴は黎翔の言葉に意味を悟り、紅潮し口を噤む。
(え、私から誘惑、ほ、奉仕って……つまり、その…あの本に書かれているような事をしろって、事?)

頭の中を卑猥な房中術の文字や絵図が掛け巡り、夕鈴は目をグルグルさせる。

夕鈴の動揺を見透かしたように黎翔が意地悪な貌付きでせせら笑う。
「ふ…昨夜はやっと私からの口淫を受け入れたばかりだしな。そんな君に誘惑など無理な話か」
「…で、出来ますよっそれ位!」
「ほう?」

そうよ…。
例の本は一通り目を通した。
やり方は一応分かってる。後はそれを実践する度胸だけ…!!
出来る訳ないとタカを括っている彼に、わ、私の本気を見せてやらねば――


覚悟を決め、夕鈴はすうっと深呼吸しキッと顔を上げた。

「やってやろうじゃないですか!私を見くびって貰っては困ります」














寝所を仕切る大きな衝立の内側――燭台の薄明りの灯った寝所。


その仄暗い室内で、黎翔は今、己の眼下に映るその淫猥な光景に、紅潮させ生唾を飲み込む。



「…ん、…ふっ、…ぅ…んっ…」



寝台の縁に腰下ろし夜着を肌蹴させた黎翔。

その彼の両脚の間に座り込み、夕鈴は無心に彼のたくましい雄茎に舌を這わせ――舐めしゃぶっていた。





最初、夕鈴にはまだ出来ないだろうと黎翔はタカを括っていた。
炎波の文官としゃべっていた彼女へのお仕置きのつもりで、少しだけ困らせてみたいと思ったのだが、よもや彼女が実行に移すとは嬉しい誤算…。




「ん…、っ…はぁ…っ、ん…っ」

(……これで、あってる?本に書かれているようにやっているつもりだけど…ちゃんと気持ち良く出来てるかしら…?)

始めは恥じらい躊躇していた夕鈴だったが、強い意志で持って手淫・口淫にと臨んだ。
しかしいくら本を予習してきたと言っても、実際は分かるようで、分からない。
いざ目の当たりにする夫のものに怯みそうになる自分を叱咤し、夕鈴はそろそろと手探りで黎翔の雄茎に手を添え、ゆっくりと優しく磨り出した。

すると黎翔から短い吐息が漏れ、
「ご、ごめんなさい、痛かった?」
「大丈夫、…君に触られてると思うだけで興奮する。…ね、もう少し強くこすってみて?」
「こ、こう、ですか?」
かあぁ…と赤面しながらも夕鈴は夫の求めに応じる。


――そして、気付けば。
彼の誘導のままに、自らの手淫で昂ぶった黎翔の雄茎を舌で舐め、口で咥え、夕鈴は屹立を懸命に愛撫していた。


「は…、いい、夕鈴、気持ちいいよ…」
少し顎が痛くなり、咥えていたものを口から離し、唾液に濡れた唇で吐息をつきながら、夕鈴は蕩けた顔で彼を見上げる。
「陛下、気持ちいい…?私、ちゃんと…出来てる…?」

色っぽく悩まし気な表情に、黎翔は思わずグッと息を飲む。
(う、やばい。なんだこの破壊力は…っ)

黎翔はそのまま夕鈴の帯を解き、彼女の着崩れた夜着を脱がしていく。
そして抱き上げ寝台の上に押し倒し口付けすると、夕鈴も首に両腕を絡ませ応じてくれた。

「そんないやらしく蕩けた顔して…、僕のを咥えるのが気に入った?」
夕鈴が恥ずかしそうに顔を赤らめる。
「君が美味しそうにしゃぶってる姿を見ていたら…、ほら、もう僕の、こんなになってしまったよ?」
夕鈴の手を取り、黎翔がたくましく奮い立つ自身に触れさせる。
「――ね、もう夕鈴が欲しい。君は?」

黎翔が耳元で強請るように囁くと、夕鈴も素直にこくりと頷く。




そしてその夜は――


ひときわ甘い声を出し、褥の上で乱れる夕鈴を下敷きにして、
黎翔はいきり立った己の欲望を堪えることなく、深く、執拗に、幾度も彼女を求めた。









僕の誤解も、嫉妬も――些細な夫婦喧嘩も、
気付けばいつも夕鈴の温もりに癒され、『愛情』という優しい真綿で包まれているようだ。


黎翔は自分の胸に頬寄せ、眠る新妻を見つめる。

先程まで僕の狂おしいばかりの熱情を、それでも懸命に全部受け止めてくれた彼女。
初めての手淫も口淫も、恥じらいながらも僕の為にと必死に頑張ってくれた。

「…、ん…へーか…すき…」

夕鈴が小さな寝言を呟くと、黎翔の胸がじんわりと暖かくなる。

きっと――君はこれからもっともっと、綺麗になって行く。
いずれ正妃に立后すればこれまで以上に公の場に出てる機会も増え、僕は其のたびに君を見る男達に嫉妬し、君を困らせるのだろうな。
そんな自分を想像し、黎翔はクスッと苦笑する。

「仕方ない、可愛過ぎる君が悪いよね?」



もう暫くは君を困らせそうだけど、
その頃までには、もう少し度量の深い男になれるよう頑張るから、

もう少しだけ―――僕だけの可愛い兎のままでいて。





(おわり)



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4 Comments

タイフーンです(≧∇≦)  

ななさ〜ん\(^o^)/、お、お久しぶりです!
コメント書ける時間が取れるのが幸せです!

夕鈴、良く頑張れました♡
あ〜ん、陛下幸せすぎっ(*^^*)
幸せな二人、嬉しいです!

2016/05/25 (Wed) 12:02 | REPLY |   

みかんママ  

陛下の嬉しい誤算?(笑)

こんばんは、ななつむぎさん。

夕鈴、『大人への階段』登りましたねぇ。(^w^)

陛下は本当に幸せ者だわぁ。

夕鈴に関しては“度量の狭い男”な陛下、大好きです(笑)。
 
 

2016/05/25 (Wed) 18:14 | REPLY |   

なな  

Re: タイトルなし

タイフーン様:

お久しぶりです、こんにちは~!(∩´∀`)∩

陛下が不安になると、夕鈴が「愛情表現」しなきゃって頑張っちゃうんでしょうねぇ。良く出来た嫁です、ほんと。(*´ω`)
本誌を読むと、いつもこんな(裏)ばかり妄想しちゃいます。

2016/05/26 (Thu) 14:55 | REPLY |   

なな  

Re: 陛下の嬉しい誤算?(笑)

みかんママ様:

こんにちは~。(*´▽`*)
本誌の裏で、夫婦のこんなやりとりがあったらいいなぁ~と妄想してしまいました。
夕鈴もやるときはやる子ですから(笑)陛下は本当にいい嫁を貰いましたね♡
私も嫉妬する陛下、大好きです~。(*´ω`)

2016/05/26 (Thu) 15:07 | REPLY |   

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