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ななつむぎ

こんにちは。好きな漫画主に狼陛下の花嫁、帝の至宝、コレットは死ぬことにしたの感想や妄想を気ままに綴っております。

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狼陛下のお気に入り1

Category狼陛下のお気に入り

こんばんはー(*‘∀‘)

今日あたり、私の生息地のほうでも梅雨入りした模様。
毎年この時期、紫陽花が有名なお寺に行きたくなります。
静かな日本庭園でお抹茶とお菓子を頂くと癒されますよねー。(*´ω`)

さて、実は私、来週中ごろからちょっと入院予定。
そうです、例のアレの手術なのです。←( ̄▽ ̄)
予定では5日ほど。
その後は暫く自宅療養の為休暇を取るので、入院前日の夜22時まで仕事を詰め、翌日入院というハードスケジュール💦(;^ω^)

という訳で仕事の合間に必要なもの、色々買い揃えて準備しているところです。
初めての入院ですが、楽しく快適に過ごせるといいなぁ。(←遊びに行くんじゃないよ?)



それなのに、こんな時に限って、また妄想が湧いて来てしまいました~(/ω\)
ほんと懲りない性分。

前回描いた妄想イラストの設定、夕鈴が男装し官吏になるパロ設定の話です。
今回は夕鈴と青慎の顔が良く似ている、二歳差の姉弟、背格好がほぼ同じ・・・というオリジナル設定。


更新が飛び飛びになるか、もしくはヒマでUPしまくるか、勢い余ってオフ本制作にまで手を伸ばすかは分かりませんが、

のんびり、ぼちぼち書いて行きますので、よろしければお暇つぶしに~。(*´ω`)



************************








ここは白陽国王都・乾隴――

その庶民の下町章安区に住む17歳の汀夕鈴は、その日、自宅の台所で料理の腕を振るっていた。

というのも今夜の夕餉は弟・青慎の官吏登用試験の合格祝いなのだ。



民間出身者には狭き門と言われる登用試験に、こつこつ努力に努力を重ね見事15歳にして合格を果たした弟。
そんな二つ年下の彼を姉として夕鈴は誇りに思う。
来週からいよいよ新米官吏として王宮への出仕が始まる前に、家族水入らずでお祝いをしようと、今夜は張り切って御馳走を準備している所だった。

奮発して豚肉を醤油で煮込んだ東坡肉の大皿料理を始め、スープ、それから青慎の好きな水餃子などなど、卓上に美味しそうな匂いが漂う。

「…よし、大体出来た。後は父さんがお酒買ってくるし、…それにしても青慎遅いわねぇ。どこまで買い物に行ったのかしら」
時刻は夕暮れ――出仕用の文具を買いに行くと言って出掛けた弟がまだ帰らない。
「折角の御料理が冷めちゃうわ」

独り言を呟き、窓の外を眺めてたその時――



「おいっ、夕鈴!いるか?!」
いきなり近所に住む幼馴染みの几鍔が、大声で戸を乱暴に開け入ってきた。
「何よ几鍔!そんな大声で…って、ど、どうしたの青慎っ?!」

几鍔に肩を支えられ片足に添え木を当て包帯を巻いた弟の痛々しい姿を見て、夕鈴が血相を変える。

「どうしたもこうしたもない、往来で飛び出したガキが馬車に引かれそうになったのを青慎がかばって、代わりにこいつが怪我したんだよ!」
「えええっ?!」
几鍔の掻い摘んだ説明に蒼褪める夕鈴。すると青慎が健気に苦笑し、
「大丈夫、大した事ないから心配しないで、姉さん」
しかし怪我のせいか若干顔色も悪く、よく見るとあちこち擦り傷がある。

几鍔に支えられ、何とか居間の椅子に腰を下ろした青慎だが、傷が痛むのか一瞬顔を顰める。

弟を溺愛する夕鈴はハラハラと心配げに覗き込む。
「お、お医者様には…?」
「俺と子分共で医者の所に運んで診て貰った。右足の骨にヒビ入ってるかも知れないから当分動かすなだと。ま、安静にしてりゃ一月ほどで治るってよ」
「そうなの?ああ、大事なくて良かった~。もうー姉さん吃驚しちゃったわよ!」
「驚かせてごめん」
「いいのよ、兎に角アンタが無事で良かった!几鍔、アンタにも迷惑かけたわね」

とんだ災難ではあったが、幸い命に別状なく夕鈴はホッと胸を撫で下ろす。




しかし程無くすると――青慎が重い溜息を吐く。

「それより――どうしよう…。来週からいよいよ出仕が始まるって時にこんな状態で」
その言葉に夕鈴もハッとする。
「そうじゃない!どうするの出仕!こんな怪我じゃ王宮へなんて行けないわよ?!」
「仕方ねーじゃねーか。怪我しましたって休ませて貰えよ」
「そんな訳には…。コネもない新人官吏が初出仕に姿を見せなければもしかしたら除籍されるかも知れない。最悪、来年再度受験し直しか…」
そう言って青慎はガックリと肩を落とす。

こつこつ勉強し頑張ってやっと登用試験に合格したと言うのに、その苦労が全て水の泡だなんて――そんなの酷い!

「よし、分かった!私が王宮のお役人さんに掛けあってみる!」
「ええっ?」
「無理だ、よせよせ。王宮のお偉いさんがたかが庶民の話なんて聞いてくれるもんか。門前払いか、牢にぶち込まれるのがオチだぞ」
「じゃあこのまま諦めろっていうの?!」

夕鈴は歯噛みする。
勿論、一番落胆しているのは青慎本人だろう。
毎日毎晩遅くまで勉強し、やっと念願の官吏になれたのだ。その努力を一番間近で見てきた夕鈴だとて、諦めきれないことだ。

ほんの一月ほど休めれたら怪我も治って出仕できるのに。
その間だけ何とかならないものかしら…?

「―――」

すると、夕鈴の脳裏にある秘策が閃いた。

「……そうよ、ほんの一月何とかすればいいのよね?なら私が青慎の代りに出仕する!」
「ええっっ?」
「はぁ~?お前何言ってんだ?女のお前が王宮に出仕なんざ、出来る訳ねーだろが」
「だから!男になればいいんでしょ?私が男装して青慎のフリして王宮へ行く!だって私と青慎見た目も良く似てるし」

確かに二つ違いの姉弟だが二人の容姿はとても似ており、背格好も大差がなく、夕鈴が男装すれば青慎そっくりになるだろう。
髪の長さは纏めて結い上げ巾を被せれば誤魔化がきく。

しかし几鍔は呆れ顔で腕組みし、頭ごなしにその案をバッサリ否定する。
「無茶言うな!アホのお前に官吏が務まるか!」
「アホとは何よ、アホとは?!……そりゃ、まあ…青慎みたいな学はないけどさ…」

妙案だと思ったのだが、確かに学力を持ちだされると夕鈴も反論できない。
(そうか、仕事するのに見た目がそっくりなだけじゃ務まらないかぁ…)

「…うーん、その点に関しては案外大丈夫かも。新人官吏なんて最初はほぼ雑用係みたいなものだし、当分は先輩にこき使われるだけで…って、それでもやっぱり無茶だよ!」
「ふーん、要するにパシリってことね。それなら私でも問題ないじゃない。あんたの怪我が治るまで、大丈夫、どうにかしてみせるわ!!」


夕鈴が言い出したその無茶な案に、几鍔も青慎も「何言ってんだ」と顔を顰め反対したが、これ以上の妙案はないと本人はすっかりその気。




こうして女の身を隠し、男装して弟になり替わり、
夕鈴は新米官吏として王宮へ赴くこととなった。





(つづく)
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- 6 Comments

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2016/06/04 (Sat) 21:50 | REPLY |   

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2016/06/05 (Sun) 00:02 | REPLY |   

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2016/06/06 (Mon) 13:36 | REPLY |   

なな  

Re: タイトルなし

みく様:

こんばんはー(*´ω`)
夕鈴が官吏だったら、陛下とどんな風に出会ってやりとりするんだろう?と思い、つい妄想が広がってしまいました(笑)
本当は男×女だけど、周囲は男×男と思ってるわけで、なんだか色んな誤解を生みそう( *´艸`)

いよいよ明後日から入院で、やっと治療が始まるんですよー。ここまで長かった。( ̄▽ ̄)
応援ありがとうございます。順調に回復し、出来ればあまり痛い思いをしないですむといいのですが💦

2016/06/06 (Mon) 21:58 | REPLY |   

なな  

Re: タイトルなし

minamina様:

ありがとうございます。(´-`*)
入院中はしばらくPC触れなくなるので更新のびのびになるかと思いますが💦
官吏夕鈴と陛下の妄想ラブコメ、楽しんで書いて行きたいと思います。( *´艸`)

気合入れて手術がんばります~

2016/06/06 (Mon) 22:03 | REPLY |   

なな  

Re: タイトルなし

あい様:

イラストからつい妄想が膨らんで~( *´艸`)
男装し男社会に潜入、この設定ってなんだかベタなハプニングが起きそうでドキドキしますよね。
しかも新米官吏の夕鈴を部下にして、陛下が職権乱用しないといいのですが(笑)
話が興に乗ればオフ本化も、頭の片隅でこそっと考えておりますが、はてさてどんな展開になるのやら(←)

2016/06/06 (Mon) 22:11 | REPLY |   

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